pn ピノノワール ポマールの3つのリューディのブドウをアッサンブラージュしたネゴス物。全除梗後低温醸し、ステンレスタンク発酵。ピュアな瑞々しさ
<輸入元様資料より> ワインについて
Bourgogne Cote d'Or Pinot Noir 2023
ブルゴーニュ コートドール ピノノワール
ポマールの 3 つのリューディのアッサンブラージュによるブル赤(ネゴス物)
AOC:ブルゴーニュ コート・ドール 赤
品種:ピノ・ノワール 100%(買いブドウ)
ヴィンテージ:2023 年
リュ-ディ:Les Crenilles レ・クレニーユ、Les Chavey シャヴェイ、Les Ormes レ・ロルム3つともポマール村の AOC ブルゴーニュ域内にあるリューディで、Les Crenilles レ・クレニーユは平均樹齢 50 年。Les Chaveys シャヴェイは平均樹齢 40 年、Les Lormes レ・ロルムは樹齢 5 年。ピノ・ノワールの栽培面積は、それぞれ、01948ha、0.1202ha、0.1055ha。トータルで 0.4205ha
醸造について:完全に除梗した後、数日間の低温マセレーション。その後、野生酵母のみでステンレスタンクで発酵。マセラシオンの期間は 2 週間前後。マセラションは 1 日 1 回のルモンタージュと、マセラションの期間の間に 2 回のみピジャージュを施す。その後、アリエ産のバリックに移してシュール・リーの状態でマロ発酵と熟成。新樽の比率は 10%。15 ヶ月の熟成後、無清澄、無濾過で瓶詰め。
2023 年の収穫日は 9 月 14 日。総生産量 2,900 本。アルコール度数は 13 度。
<輸入元様資料より> 生産者について
Thierry Glantenay
ティエリー グラントネイ
テロワールと謙虚に向き合うヴォルネイの造り手
ピュアでエレガントなコート・ド・ボーヌの有望ドメーヌ
ヴォルネイに本拠を置くティエリー・グラントネイはメキメキと頭角を表しているドメーヌです。 2005 年に引退した父からドメーヌを引き継いだティエリーは、すぐに除草剤を止め、収量を 落とし、新樽比率を下げ、全房発酵も 50%程度まで導入。醸造でも酵素などの添加は せず、亜硫酸は少量添加するだけ。ワインはピュアでエレガントなスタイルへと変化し、ジャン シス・ロビンソン、ニール・マーティン、ウィリアム・ケリーら英米の主要な評論家達からブルゴー ニュの有望ドメーヌとして高く評価されるようになりました。以降、日本への輸入も完全な割 り当て制になっています。
高樹齢のブドウ木と進化する栽培と醸造
ドメーヌのワインはクリーンでフレッシュ、繊細な果実と上品なタンニン、そして傑出したフィ ネスが備わっています。最高100 年に達する貴重なヴィエイユ・ヴィーニュを所有しているため、 フィネスを備えた凝縮したブドウを得ることができるのが大きな強みです。しかし、ティエリーは その遺産に安住することなく、謙虚にテロワールと向き合い、2020 ヴィンテージからは、ルロ ワやラショーのようにブドウ木の先端を切るのを止めて高く伸ばし、抽出もピジャージュとルモ ンタージュを最小限に抑えるなど、温暖化に適合させたファイン・チューニングを積み重ね、栽 培と醸造においても進化を続けています。
ドメーヌの概要
ドメーヌ・グラントネイはヴォルネイで 17 世紀から続く家族経営のドメーヌです。現当主 ティエリーの祖父で、長年ヴォルネイ村の村長を務めたルイ・グラントネイの代の 1950年代 後半からドメーヌ元詰めを始めました。しかし、当時は生産量の半分以上をブドウもしくは ワインの形でネゴシアンに販売していました。1980 年のルイの死後はベルナール(現当主 ティエリーの父)がドメーヌを運営しました。その後、2001 年にティエリーがドメーヌに参画。 2005 年のベルナールの引退に伴い、ティエリーがドメーヌの当主となりました。 ティエリーは 1974 年生まれ。大学で化学技師の免状を取得した後、ボーヌの醸造学 校で醸造と栽培学を修め、その後、シャトーヌフ・デュ・パプのドメーヌ・デュ・ヴュー・テレグラ フや南アのボッシェンダルなどで研鑽を積み、27 歳でドメーヌに参画しました。 ティエリーがドメーヌの全てを掌握した 2005 ヴィンテージからドメーヌのワインの品質は飛 躍的に向上。『ブルゴーニュ・オージョルデュイ』誌は 2012VT と 2015VT の二度に亘りワ インメーカー・オブ・ザ・イヤーに選出。さらに、ニール・マーティンもワイン・アドヴォケイト誌で 『ブルゴーニュの注目すべき生産者ベスト 10』に、ティム・アトキン MW は『ブルゴーニュの注 目すべき生産者トップ25』に、ウィリアム・ケリーも『ブルゴーニュの有望生産者トップ5』に選 出。ジャンシス・ロビンソン MW もそのワインを高く評価するなど、世界で最も影響力のある 評論家やジャーナリスト達から大きな注目を集めるドメーヌへと成長しました。
畑とヴィエイユ・ヴィーニュについて
ドメーヌは現在、ヴォルネイ、ポマール、ピュリニー・モンラッシェの 3 つの村に 17 区画、合計 8 ヘクタールの畑を所有しています。殆どの区画がヴィエイユ・ヴィーニュで、しかもコント・ラフ ォンやジャン=マルク・ボワイヨ、プス・ドール、リュシアン・ボワイヨといった超一流ドメーヌの区 画に隣り合わせる最高の区画を所有しています。代々受け継いできた素晴らしい畑の平 均樹齢は 50 年。最高樹齢が 100 年に達する区画も存在します。ドメーヌではこの遺産と 呼べる貴重なヴィエイユ・ヴィーニュのブドウ木を常に良好な状態で維持・永続させていくた めに、細心の手間と知恵を傾けて畑を管理しています。最も大切にしていることは、厳格な 短小剪定を行って、ブドウ木のバランスを取ることです。というのは、収量過多はブドウ木を 疲弊させてしまうからです。剪定方法はギュイヨ式で、収穫時の収量を低く抑える目的とブ ドウをベト病といったカビ害から守るために非常に厳しい摘芽も行っています。ティエリーは、 ヴィエイユ・ヴィーニュに由来する複雑さや凝縮した旨味こそがドメーヌのワインを特徴づける 個性の一つであると考え、古木を大切に維持・管理しています。 しかし、その遺産に安住することなく、ドメーヌでは 2020 年物からは、ルロワやラショーのよ うにブドウ木の先端を切るのを止めて高く伸ばし、抽出もピジャージュとルモンタージュを最小 限に抑え、温暖化に適合させたチューニングを積み重ね進化を続けています。
栽培について
ドメーヌではティエリーが参画してから、殺虫剤や除草剤の使用は完全に止めています。 しかし、硫酸銅の蓄積を懸念しているため、そして万が一の時に防除の自由も残すために ビオの認証にはこだわらずに栽培を行っています。 土壌を活性化させるため全ての区画で耕耘を行っています。ドメーヌでは毎年春に表土 を約 10 センチ鍬起こします。その後、4 月~7 月の間に、2~3 回畑を耕します。この期間 はブドウの生育期であるため、草がブドウ木と競合してしまうため、可能な限り畑に出て、余 分な雑草を手作業で取り除いています。 7 月以降は、ブドウ木は草とそれほど競合しないため、自然に下草を生やす状態に維持 します。収穫までの間にあまりに草が伸びれば、手作業で除草をしますが、基本的に 7 月 から翌年の 3~4 月までの間は、畑は下草を生やした状態に維持しています。 収穫は全て手摘みで行い、ブドウが潰れないように、2012 年に新調した容量 12 キロの 小さなケースで醸造所まで運び、同じく新しく導入した振動式選果台を使って一房一房 完璧にブドウを選別しています。
醸造について
収穫したブドウはまず低温マセレーションを施します。その後、AC ブルゴーニュと村名ワイン は完全に除梗し、プルミエ・クリュはキュヴェやヴィンテージに応じて 20~30%果梗を残して全 房発酵を行います。発酵は野生酵母のみで行い、キュヴェに応じて温度管理機能付きの ステンレスもしくはセメントのタンクで行います。最初に全房のブドウを容器に入れて、その後、 除梗したブドウを加えます。全房発酵は、除梗ブドウ 100%での発酵に比べて発酵期間が 長くなるという特徴があります。これは一部の破砕されていないブドウが圧搾時に潰れて、 糖分を放出するためです。このため、アルコール発酵が完全に終了するのは、圧搾後、数 日経ってからになります。しかし、近年は温暖化の影響で完全に除梗する年が多くなってい ます。
発酵後、AC ブルゴーニュを含め全てのキュヴェはバリックで熟成されます。村名とプルミエ・ クリュはキュヴェに応じて 20~30%の新樽を用います。樽会社は DAMY ダミー社と CADUS カデュス社の 2 社のものを併用しています。樽の焼きはミディアムで、一部ミディアム+のもの を併用しています。熟成期間は 15~16 ヶ月。熟成はシュール・リーの状態で行い、澱引き はアッサンブラージュ前に 1 回のみ実施。無清澄、無濾過で瓶詰めします。