kd カダルカ 表土は深い砂地その下に泥土石灰、黄土。ピノノワールに比肩する優美なアロマ。セミMC発酵。サクランボ、野苺、梅、艶々
<輸入元様資料より> ワインについて
Kadarka basic 2022 カダルカ ベイシック
750ml 赤
カダルカ100%。表土は深い砂地。その下に泥土、石灰、黄土。スヴォティッア地区(Talánterem vineyard (Hajdújárás), Nosza hill)。1880年と1912年植樹の超古木のカダルカ畑より選抜された7種類のクローンを2004年と 2007年に植樹。現在は剪定せずに自然のままに樹は育っています。カダルカは古い歴史を持つブドウ。ピノ・ノワールに比肩する優美なアロマをもたらす最高品質のブドウと評価されながら、遅咲き、晩熟で、栽培が難しいため、その地位を徐々にブラウフレンキッシュに奪われていきました(マウアー家は19世紀よりこの品種を保存し続けています)。現在カダルカはその品質の高さから再び脚光を浴びつつあります。手摘みで収穫。セミマセラシオン・カルボニックで10日間の発酵。ハンガリーオークの古樽で12カ月の熟成。亜硫酸少量添加、無清澄、無濾過にて瓶詰め。すべての工程で重力を採用しています。少し還元。しかしほどなく香りは開いていきます。美しいルビー色。赤リンゴ、サクランボ、野イチゴ、ゆすら梅、あんず、アセロラ。艶やかな香りは、何層にも重ねた薄絹が風にたなびいているような麗しさ。なんと素晴らしいワインでしょうか。
<輸入元様資料より> 生産者について
Maurer Oszkár マウアー・オスカル
セルビア ヴォイヴォディナ自治州 スヴォティッア
ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティッア( Subotica )で 4 代続く伝統あるワイナリー。地品種の古木を数多く有しており、中でも 1880 年に植樹されたKadarkaの古木は大変に貴重なもので、Jancis RobinsonのWine Grapes にはそのことについての記述をみることができます。伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkar はナチュラルワインへの転向をゆるやかに進め、 2018 年ヴィンテージ以降は、多くのワインで亜硫酸ゼロ、極少量添加でのワイ ンづくりを実現しています。( 2020 よりすべてのワインで亜硫酸無添加)
ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナVojvodina )のスヴォティッア Subotica )に 6 ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカゴーラ山の麓スレム( Srem )に 10 ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬での有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スボティッアは砂質が深く 2m に達する場所もあります。プレフィロキセラのKadarka はそうした土壌に植えられています。スレムではドナウ川沿いに畑が広がっていて、リースリングは川岸 50m 付近に植えられています。火山岩混ざりの土壌。気候は温暖な半地中海性気候、歴史的にも銘醸と知られた土地です。
化学薬品の無い時代ワインはどのように作られていたのか、この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか 。思索を続ける Oszkarは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。様々な産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZsoltのいる Strekov1075 を訪れます。Raw Wineの創始者として知られる Isabel Legeron は、Mauer Oszkar の大ファンであり、 Colletive Wine series という名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を繊細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物と評し、彼とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイetc 世界のガストロミの中心地ですでに高い評価を受けるワインとなっていますが、 Mauer Oszkar の進化はまだ始まったばかりです。