mba マスカットベイリーA 上山市南部ワインブドウ部会鈴木さんの一文字短梢仕立てのMBA。アンフォラと樽で長期熟成。凝縮感と旨みの余韻
<生産者様資料より> ワインについて
Nero 2022 ネロ
Type Red
Winemaker Hirotaka Meguro
Grapes Muscat Baily A
Grapes grower _ Masato Suzuki
Area Yamagata,Kaminoyama
Technical _Wild yeast,No sulphites,Additive free,Unfiltered
Vintage 2022
Alcohol 10%
Product 1,074btl
2021 年からお付き合いが始まった、上山南部ワインぶどう部会の元会長・鈴木 昌人さんのベイ リーA です。組合の方全員の意識が高く、素晴らしい仕立てをしているのですが、その中でも一 際みなさまを取りまとめる鈴木さんのベイリーAの一文字短梢仕立ては見事でした。2022 年 は、その鈴木昌人さんが育てた最後のベイリーA となります。2023 年より、昌人さんがサポートのもと、息子さんである隼人さんに経営を移行されました。
2022 年は、21 年とは異なり夏の暑さが厳しく、晩腐病も多い年で、とても厳しい選果と、摘房を必要とする年でもありました。しかしながら、そんな年のハンデをものともせずに、素晴らし いぶどうを仕立てて下さった鈴木さんには、感謝と敬意しかありません。
おかげさまで、凝縮した果実味、滑らかなタンニン、旨みの余韻、控えめな酸のバランスがとて も強く、まさに私たちがマスカットベイリーA から目指す「日本のガメイ」だと思えます。 そんな特級のぶどうを預けてくださる鈴木さんに恥じないワインを、今後ともますます進化させ ていきたいと思っております。
あまり多くは語りませんが、ぜひまずは、このワインを味わってみてください。
きっと、ブラインドで、ベイリーA 単一のワインだとわかる人は、少ないかもしれません。
◯味わい すみれ、黒い果実、クローヴ、胡椒、みかんの華やかな香り
◯シーン ワインを囲みながら、友人や家族でゆったり
◯温度帯 16〜21℃
◯グラス 深みのあるブルゴーニュグラス
◯お料理 牛肉の煮込み、鶏肉や根菜のロースト、キノコのオムレツ、鹿や鴨などのジビエ
◯飲み頃 今 〜 2034 年
◯飲みきり 抜栓から 5 日程度
<ワイナリー様資料より> 生産者について
Fattoria AL FIORE ファットリア アルフィオーレ
ABOUT
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。 蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。 畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。 訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。 日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、 みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、 いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように という願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。 ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。 ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、 誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、 その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。 この想いが私たちの活動の原点です。
POLICY
「人」や「ぶどう」との出会いはすべて、自然なことであり、必然なのかもしれません。その年に出会うぶどうを信じて、できるだけ自然のまま、ありのままに造る。これが私たちのワイン造りの姿勢です。工程がシンプルだからこそ、ぶどうに対する想いや、毎日の作業の丁寧さがワインの品質に反映されます。そのようなワイン造りはごまかしもききませんし、とても難しい面もありますが、人を本当に幸せにする「美味しさ」はそこから生まれると思います。
もうひとつ大切にしていることがあります。それは、自園で栽培するぶどうでワイン造りを目指すと同時に、近郊の信頼する生産者さんから健全に育てられているぶどうを購入し、ワインを造ることです。なぜならぶどうを毎年買い続けることにより、お互いが支え合う循環する農業が実現できるからです。たくさんの人々の情熱が、ワインというカタチで運ばれます。それが本当の意味でのつくり手と楽しむ人をつなぐ笑顔の循環になるのではないでしょうか。この循環に参加する想いのある人を少しでも増やしたい。そしてそれができるのも「日本ワイン」の可能性のひとつだと考えています。
ぶどうについて
自園ぶどうについて
2014年から川崎町安達の畑でぶどうを栽培しています。現在、1.5haの畑で垣根栽培をしています(2018年5月現在)。美味しく健全なぶどうを栽培することは「生きている土壌」をにすること。土壌にいる多種多様な微生物の環境バランスを整えて健康な土壌を育むことで、美味しく健全なぶどうを育てることを目指しています。必要以上の施肥をせず、土壌に合わせてゆっくりと育むことで、その土地の耐候性を持ったぶどうに育つでしょう。そしてきっと力強い味わいを持つだろうと考えています。また、ここに適した品種を選定するため、多品種のぶどうを育てています。単一栽培でなくさまざまな植物や生き物と共生することで、多様性に富んだ環境になると考えています。
仕入れぶどうについて
2018年現在、仕入れぶどうのほとんどは、お隣の山形県南陽市、そして高畠町のぶどう農家さんが栽培する、主に生食用ぶどうです。農家さんおひとりおひとりの園地に定期的に足を運び、収穫時期や、収穫前の手入れなども、農家さんと相談しながら決めていきます。
醸造について
温度管理
通常、白は低温、赤はより高い温度で発酵させるといったセオリーがありますが、私たちは、機械や設備を使った温度管理をほとんどいたしません。初期の発酵が難しくなるような低温の場合にのみ、タンク自体にお湯を回しかけるなどして発酵を促すことはあります。
酵母
基本的に、ぶどうに付着している野生酵母のみで発酵させます。意図的に培養酵母を添加することで、ぶどうが本来進みたい方向と離れたワインにしたくないからです。ただし、外気温の影響などなかなか発酵がスタートしそうにない場合のみ、すでに発酵が始まっている醸造中の液体を、1000ℓに対して10ℓ程度添加する場合がございます。培養酵母などのスターターや、乳酸発酵を促す培養乳酸菌などの添加剤は、今後も一切添加することはないと思います。
仕込み
基本的に、自社で早朝から収穫し、その日のうちに醸造を開始します。プレスや除梗にのみ機械を使う場合がございますが、それ以外はぶどうに寄り添って繊細な状態を把握し、健全な発酵が進むよう見極めております。
その他
ワイン造りでは、一切の添加物を加えません。農家さんにとって一年の集大成でもあるぶどうは、収穫のタイミングがすべてです。手塩にかけてぶどうを育てた農家さんの顔を思い浮かべ、敬意を払って作業をします。選果するときも収穫してからカゴの中で行うのではなく、ぶどうにとってストレスがかからないよう樹上で行います。健全なぶどうのみで醸造するので、酸化防止剤の添加や、補糖・補酸・除酸なども不要です。醸す期間やプレスのタイミング、アッサンブラージュなどで味のバランスを取ります。