bf,℮tc ブラウフレンキッシュ他 フランコフカ主体にアリベルネ、ポルトギーザー、サンローラン。開放桶で発酵、古樽熟成。カシス、杏、ブラックチェリーにジン的ボタニカル香も
<輸入元様資料より> ワインについて
Frankie 2022 フランキー 750ml 赤
フランコフカ(ブラウフレンキッシュ) 35%,Alibernet 35%,Portguiser15%,St Laurent15%。表面は泥、ローム。カルシウ ムを多く含む土壌で石灰岩も見られます。 ビオ認証畑のブレンドです。 収穫後温度コントロール無しで2週間かけ て開放桶で醗酵。それぞれのキュベを 220Lの古樽で9か月の熟成。2023年の7月 27日に無濾過、亜硫酸無添加で瓶詰で す。 フランキーはフランコフカ種の別名。 ジョルト曰く、『スタンダードキュベ フレッド の兄貴分。ワインはよりエレガント!』。 さんざし、カシス、あんず、ブラックチェリー などのフルーツに、ジンをイメージさせるボ タニカルなフレーバー。味わいはクリーミー で深みがあります。酸がしっかりとしていて、 味わいに伸びがあり、アーシーな香りや鉛 筆の芯など様々な香りと相まってワインに 面白みを感じるのです。 2022年らしいフルーツの力強さと余韻の長 さ、ジョルトの2022年。実に良いです。
<輸入元様資料より> 生産者について
Strekov 1075 ストレコフ1075
スロバキアニトラ県ストレコフ
首都ブラティスラヴァより南東に約150150Kmに位置するストレコフ村。その南にはハンガリーとの国境を分ける国際河川“ドナウ”が流れます。Strekov1075 のオーナーであり、醸造家のZsolt Sütő は、もともとはエンジニア、その後Strekov 村の村長代理を務めた人物です。 彼にとってワインとは、時間とエネルギーについて深い洞察を与えてくれる存在です。伝統的な手法にのっとった栽培と醸造は、ワインをそういった存在たらしめる唯一の方法であり、時間とエネルギーについて深い示唆を与えてくれる、それは同時にテロワールを表現するということでもあります。彼のワイナリーでは多くの地元の人が働いていますが、スティックヴィンヤードの畑を丁寧に耕す女性たちの姿や町の人に気さくに話しかけるZsolt を見ているとStrekov1075 のワインが、Strekov という村そのものなのだと感じます。
Pohronska丘陵の斜面に位置する彼の畑は、複雑な地層を持ち、上層部は海洋堆積物や砂岩、石灰を含む粘土質ロームで、より深い層は黄色または青灰色の粘土によって構成されています。強いアルカリ質の土壌はカルシウムを多く含みミネラル豊か。その土壌のお蔭で高いレベルの酸を保持する長期熟成可能なワインとなるとのことです。 温度コントロールはせず、醸造中に亜硫酸は添加せず、ワインはすべてがノンフィルターです。また近年は必要がある場合を除いて瓶詰時の亜硫酸添加もありません。その醸造を可能にするためは、よく熟し、高い酸を保持するブドウを収穫する必要があると考えており、醸造と栽培が密接につながっていることを私たちにおしえてくれました。
彼は常に仮説構築、実証実験をくりかえす経験主義者もあります。産膜酵母が自然に産まれる彼らの環境で、ヴァン・ジョーヌを試すなど、新しい試みは常に行われており、彼から送られてくるテクニカルデータは、発見にあふれています。 彼のひたむきな努力は評価され、世界一のレストランの名をほしいままにした“ノーマ”にオンリストされました。それをきっかけに、現在では数多くの有名レストランにオンリストされています。また、スロバキア、ハンガリーの地で、彼はナチュラルワインの生産者のリーダー的存在であり、数多くの後進がStrekov1075 の門をたたいています。