sr サンローラン 収量は21hl/ha。表面は泥、ローム、カルシウムを多く含む土壌で石灰岩も。酢酸の香、バラ、スミレ、梅。苺の甘酸っぱさ
<輸入元様資料より> ワインについて
Vavrinec 2022 ヴァヴリネック 750ml 赤
Svatovavřinecké(St Laurent)100% 。収量 は21hl/ha。表面は泥、ローム。カルシウム を多く含む土壌で石灰岩も見られます。 畑はVad、スティックヴィンヤードです。収 量は14hl/ha。 2022年は9月22日に収穫。温度コントロー ル無しで開放桶で発酵。220Lの古樽で11 か月熟成。2023年9月5日に無濾過、亜硫 酸無添加で瓶詰めされます。 RozaliaとVavrinecは同じ区画のぶどうから 作られます。収穫年の8月末にどちらの キュベを作るか決定されます。酸が強い ヴィンテージはRozaliaに、良く熟した年は Vavrinecに。暑かった2022年は明らかにブ ドウが完熟しVavrinecを作るのにふさわし いヴィンテージとなりました。 アーシー、酢酸の香りが最初は感じられま す。ゆっくりと薔薇、すみれ、梅、蟠桃、カ シスなどの香りが表れ、5分もするとイチゴ の香りが明瞭に感じ取れます。味わいは 甘酸っぱく軽快な赤い風味とコクと深みが 共存した複雑な世界。余韻では甘いイチ ゴの風味と酸が見事に調和した姿を楽し むことが出来ます。
<輸入元様資料より> 生産者について
Strekov 1075 ストレコフ1075
スロバキアニトラ県ストレコフ
首都ブラティスラヴァより南東に約150150Kmに位置するストレコフ村。その南にはハンガリーとの国境を分ける国際河川“ドナウ”が流れます。Strekov1075 のオーナーであり、醸造家のZsolt Sütő は、もともとはエンジニア、その後Strekov 村の村長代理を務めた人物です。 彼にとってワインとは、時間とエネルギーについて深い洞察を与えてくれる存在です。伝統的な手法にのっとった栽培と醸造は、ワインをそういった存在たらしめる唯一の方法であり、時間とエネルギーについて深い示唆を与えてくれる、それは同時にテロワールを表現するということでもあります。彼のワイナリーでは多くの地元の人が働いていますが、スティックヴィンヤードの畑を丁寧に耕す女性たちの姿や町の人に気さくに話しかけるZsolt を見ているとStrekov1075 のワインが、Strekov という村そのものなのだと感じます。
Pohronska丘陵の斜面に位置する彼の畑は、複雑な地層を持ち、上層部は海洋堆積物や砂岩、石灰を含む粘土質ロームで、より深い層は黄色または青灰色の粘土によって構成されています。強いアルカリ質の土壌はカルシウムを多く含みミネラル豊か。その土壌のお蔭で高いレベルの酸を保持する長期熟成可能なワインとなるとのことです。 温度コントロールはせず、醸造中に亜硫酸は添加せず、ワインはすべてがノンフィルターです。また近年は必要がある場合を除いて瓶詰時の亜硫酸添加もありません。その醸造を可能にするためは、よく熟し、高い酸を保持するブドウを収穫する必要があると考えており、醸造と栽培が密接につながっていることを私たちにおしえてくれました。
彼は常に仮説構築、実証実験をくりかえす経験主義者もあります。産膜酵母が自然に産まれる彼らの環境で、ヴァン・ジョーヌを試すなど、新しい試みは常に行われており、彼から送られてくるテクニカルデータは、発見にあふれています。 彼のひたむきな努力は評価され、世界一のレストランの名をほしいままにした“ノーマ”にオンリストされました。それをきっかけに、現在では数多くの有名レストランにオンリストされています。また、スロバキア、ハンガリーの地で、彼はナチュラルワインの生産者のリーダー的存在であり、数多くの後進がStrekov1075 の門をたたいています。