Milan Nestarec / UMAMI 2021 ミラン ネスタレッツ/ウマミ 白
GW,etc レッドトラミナー、ゲヴュルツトラミネール。3000Lオーク新樽で澱と共に熟成。エキゾチックなフルーツとエネルギーたっぷりな柑橘系の酸
<輸入元様資料より>
Unde r Me ga Aroma tic Ma ste r of Indulge nce .
I just made tha t up
このワインは、私も妻も大好きなアジア料理に合わせるために2017年に生まれたものです。以前はブレンドでしたが、2019年のトラミネールは完璧な糖と酸のバラン
スがあったため、単一での醸造をしました。トラミネール種は世界で最も古い品種のひとつであり、遺伝子分析によれば、同種は多くの高貴なヨーロッパ品種の血統に
含まれることが明らかになっています。それゆえ、私はこのUMAMIの樽を常にセラーの「女王蜂」として見ています。Achte leは歴史的なブドウ園で、素晴らしいバラ
ンスの取れたトラミネールを生み出すことができる畑です。円形劇場の地形をしているため、畑の下部では自然に空気の流れが減り、貴腐が発生しやすくなり、上部はよりゆっくりと熟します。私たちはこのコントラストをワイン自体に維持しようと努めました。その結果、芳醇な香りとレーザーのような鋭い酸味の予期せぬハーモニーが生まれ、次のもう一杯が更に飲みたくなるような味わいとなっています。エキゾチックなフルーツとエネルギーたっぷりの柑橘系の酸味のバランスが際立つ。非常に豊かな味わいで、飲みやすく、瞑想的な一本です。
<輸入元様資料より>
ミラン・ネスタレッツ
チェコ共和国南モラヴィア地方ヴェルケー・ビーロヴィツェ村
ミラン・ネスタレッツのワイナリーは、オーストリア国境から15kmのチェコ共和国南東部の南モラヴィア地方Velke Biloviceにあります。ミランは2代目で、彼の父は以前ドイツのワイナリーで働いていましたが、2001年に故郷であるモラヴィアに戻ってワイナリーを始めました。当時ミランは13歳で、それから彼のワイン人生が始まっています。2003年15歳の時に初めてワインを作り、高校・大学での一般的なワイン教育ではナチュラルワインが造りたい彼にとっては楽なものではありませんでしたが、自分でトライ&エラーを重ねながら学び、2023年で21回目の収穫を迎えます。
ワイン畑は合計25haで、オーガニック農法で管理され、合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除されています。葡萄樹を優しい方法で育てることにより、最良な結果をもたらせてくれると信じています。ワインはチェコ共和国のモラヴィア地方で育つ典型的な葡萄のピュアな表現で、テロワールやミラン自身の視点を描写するとともにミランたちの情熱や熱意や直感がつまっています。セラーでのワインはすべて自然に発酵し、ほとんどがオークまたはアカシアの樽で醸造されます。2015年ヴィンテージから、畑での選果をより厳しく行い、より短い期間のスキンコンタクトで、偉大なエレガンスを得る試みを行うミニマルなエチケットのシリーズ(すべてスキンコンタクト)が始まりました。2017ヴィンテージでのポップなラベルによる単一品種カジュアルシリーズがリリース。2017年ヴィンテージからミニマルエチケットのホワイトラベルシリーズは、複数品種での表現になり、より短い期間のスキンコンタクトでさらなるミラン流エレガンスを目指したワインとなっています。現在、世界で注目され、世界を響す生産者となったミランですが、マイペースに素晴らしいワインを造り続けています。
「2021年は私の記憶する限りでは最も遅い収穫でしたが、最後に大きな驚きがありました。春が寒かったために芽吹きが通常より2週間遅く、ブド
ウ樹の成長が季節に追いつけないほどの遅れになってしまいました。さらに年間を通して降雨量が多く、菌類による病害のリスクが長く続きまし
た。8月の終わりになっても果実に成熟の兆候は見られず、総酸は15g/lもあり、糖分はほとんどありませんでした。ところが9月中旬になると天候
は突然180度変わり、10月末まで太陽が照りつけました。通常、私たちの畑では、すべてのブドウがほぼ同じ時期に熟すので、一気呵成に収穫しま
す。しかし2021年は徐々に成熟が進んだため、収穫する房がなくて焦った日もありました。その反面、一房ずつ完璧に熟度を上げる時間がありま
した。結果、特に晩生品種において、エクセレント・ヴィンテージと呼べるレベルの果実を得ることができました。ホワイトレーベルに関しては私
的には過去10年間で最高のヴィンテージの1つです。美しくバランスよく熟したぶどうは、ソリッドな酸味をキープしつつ完璧なフェノールの熟度
がありました。並外れたヴィンテージ、無限の可能性を秘めたワインです」
「2023年は春がやや遅く、生育期の高温と十分な降雨はブドウ樹の成長と果実の成熟に好ましい影響をもたらしました。開花期にべと病が蔓延し
たこともあり収量は10~15%減少しましたが、そのおかげで果実の質が上がり、ワインの品質向上に寄与しました。低めのアルコール度数と好ま
しい酸を備えたワインを造りたかったため、私たちは近隣の多くの造り手より14日ほど早く収穫を開始しました。収穫はまだすべて手摘みで行っ
ているため、綿密な計画を立てた上で、6週間かけて全区画で適切な成熟度のブドウを収穫しました。発酵は2022年ヴィンテージに比べはるかに
順調で、全てのモストはかなり早くアルコール発酵を終了しました。赤ワインは全房で、白ワインは梗を15%ほど残しました。発酵後、かなりの
量の酸が酒石酸として沈殿しました。全体的に良いヴィンテージと言えるでしょう。」
価格 : 7,260円(税込) |
ポイント : 198 |
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