Tristan Hyest / NV(15) Les Cotes Calcaires トリスタン イエスト/レ コート カルケール 泡(白)
pn,ch,pm ピノノワール、シャルドネ、ピノムニエ 石灰岩土壌の個性を表現したテロワールキュヴェ。=石灰岩の斜面。酸と凝縮感が際立ちシャープ。5年瓶熟ドザージュ0。
<輸入元様資料より ワインについて>
Les Côtes Calcaires レ・コート・カルケール
品種:ピノ・ノワール 1/3、シャルドネ 1/3、ピノ・ムニエ 1/3
このキュヴェは、風化作用で表土に石灰岩が剥き出しになった区画で栽培されたブドウの みをアッサンブラージュして、石灰岩土壌の個性を表現したテロワールキュヴェ。ドメーヌのエ ントリー・キュヴェで、レ・コート・カルケールとはフランス語で『石灰岩の斜面』を意味する。
キュヴェには、La Grapillère ラ・グラピレール(ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ)、La Demoiselle ラ・ドゥモワゼル(シャルドネ)、Sous La Garenne スー・ラ・ガレンヌ(シャルド ネ)、Les Petits Taillis レ・プティ・タイィ(シャルドネ)、Les Oeillettes レ・ウィエット(シャ ルドネ)Le Danon ル・ダノン(ピノ・ノワール)、Les Carrières レ・カリエール(ピノ・ノワー ル)、Les Pentes レ・パント(ピノ・ムニエ)の 8 つのリュー・ディで栽培されたブドウがアッサ ンブラ−ジュされている。
レ・コート・カルケールは、他のキュヴェと比較して、石灰のテロワールに由来する酸と凝縮感 が際立っていてシャープな口中があります。
醸造:ステンレスタンクでアルコール発酵を行い、引き続き 7 ヶ月間熟成。この間にマロ発 酵を完全に実施。その後、ティラージュして瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リー。
現行ロット:2015 年のベースワイン 50%に、リザーブワイン 50%のブレンド
デゴルジュ:2021 年 4 月 マチュラション・シュール・リーの期間:59 ヵ月
ザージュ:ゼロ 総生産量:1,250 本+マグナム 30 本 アルコール度数 12.5 度
<輸入元様資料より 生産者について>
⾧期熟成のテロワールキュヴェを手掛ける マルヌのアルティザン・グローワー
TRISTAN HYEST トリスタン・イエスト
細分化されたリュー・ディから少量生産キュヴェをリリース ヴァレ・ド・ラ・マルヌのトレルー・シュール・マルヌに本拠を置くグローワー、トリスタン・イエス トは家業に参画した 2003 年から自身の名義でシャンパーニュ造りを始めました。現在も収 穫ブドウの 6 割をネゴシアンに売却している彼のシャンパーニュは驚くほど玄人向けです。30 の異なる区画で栽培されたブドウをリュー・ディごと、品種ごと、別々に醸造してそれぞれの テロワールを表現するキュヴを造っているからです。このため、生産量 1,000 本以下の小ロッ トのキュヴェが実に 10 種類以上もあるのです。
デゴルジュ違いで楽しめる熟成したシャンパーニュ また、大部分のキュヴェが 6 年から 12 年の⾧期の瓶内熟成を経てデゴルジュされている ため、ドザージュはゼロもしくは最低限の量で、結果としてワインの味わいに明確なテロワー ルが反映されています。トリスタン・イエストのシャンパーニュは、成熟してふくよかで広がりの あるたっぷりとした味わいが特徴です。また、ドメーヌのシャンパーニュはキュヴェによって、デゴ ルジュの時期が異なり、熟成の違いも楽しめるようになっています。シャンパーニュ愛好家に とっては非常に魅力的なドメーヌと言えます。
ドメーヌの概要 ドメーヌは現当主トリスタン・イエ ストの両親によって 1981 年に創設 されました。全くのゼロからのスター トでしたが、畑を借りたり、購入した りして 1992 年からドメーヌ元詰めを 始めました。ドメーヌはヴァレ・ド・ ラ・マルヌのTrélou-sur-Marneトレ ルー・シュール・マルヌに本拠を置い ています。所有畑は 30 の区画に 分かれており、総栽培面積は 9.78 ヘクタールで、シャルドネとピノ・ノワ ール、ピノ・ムニエを栽培しています。 栽培比率はピノ・ノワール 2.32ha、 シャルドネ 2.55ha、ピノ・ムニエ 4.91ha となっています。大部分の畑がトレルー・シュール・マ ルヌにあり、一部の畑は隣村の Passy sur Marne パシー・シュール・マルヌにあります。ピノ・ ムニエは主に粘土砂岩土壌に、シャルドネは白亜の石灰質の急斜面で栽培されています。 1980 年代に植樹されたブドウ木が主で、一部には 1970 年代に植樹された古木の区画も あります。 1978 年生まれのトリスタンは 20 歳の時から様々なワインを味わって、ワインに対する知 見を深めてきました。栽培と醸造を学んだ後は、シャンパーニュの複数のドメーヌで研鑽し、 2001 年に家業のドメーヌに参画しました。そして、2003 年から自身のブランド『トリスタン・イ エスト』のシャンパーニュを造っています。しかし、現在でも収穫ブドウの 6 割をネゴシアンに 売却しています。栽培方法は実質ビオの厳格なリュット・レソで、数年後に HVE(Haute Valeur Environnementale オート・ヴァルー・アンヴィロンヌモンタル)の認証を受ける予定で す。畑では春先に耕耘を行い、その後の生育期には、ワインにテロワールを反映させるため に、畝の間の 2 畝ごとに下草を生やしています。
栽培と醸造について トリスタンは 30 の異なる区画のテロ ワールを理解し、その価値を高める ために、栽培されたブドウをリュー・デ ィと品種ごと別々に醸造し、テロワー ルとリュー・ディを表現するキュヴェを 造っています。このため、ドメーヌのシ ャンパーニュには多くのキュヴェ(10 種類以上)があり、1 つのキュヴェの 生産量は 1,000 本以下の小ロットの ものが殆どです。ドメーヌのシャンパー ニュはマロ発酵を終えた後、最低で も 4〜5 年、大部分のキュヴェが 8 年から 12 年の瓶内熟成を経てデゴ ルジュされています。この⾧期熟成によって、ドザージュはゼロもしくは最低限の量で済み、 結果としてワインの味わいに明確なテロワールが反映されるのです。ドメーヌのシャンパーニュ は、成熟してふくよかで広がりのあるたっぷりとした味わいが特徴です。料理に合わせるのに もピッタリです。熟成を経て飲み頃になったものから段階的にリリースするため、1 年間にリリ ースされるシャンパーニュは平均 1 万本程度しかありません。評論家などにサンプルワインを 送らないため、ドメーヌのシャンパーニュはガイド等には全く掲載されていませんが、既にドイ ツやベルギー、スイスなどに輸出されて高く評価されています。 ベースとなる原酒は、リュー・ディごと、品種ごと別々に醸造し、ステンレスタンクで発酵さ せて、引き続き 7 ヶ月間熟成させます。この間にマロ発酵を完全に実施します。そして、ティ ラージュの数日前にアッサンブラージュを行います。例年、収穫翌年の 4 月末から 5 月中旬 にかけてティラージュが行われます。その後、瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リーを 行います。リュミュアージュはブラン・ド・ノワールとクルセルのキュヴェは手作業で、その他のキ ュヴェはジャイロパレットで行われます。ティラージュとドザージュには、ベースワインに使用した ブドウ品種の果汁とショ糖を使っています。
価格 : 7,100円(税込) |
ポイント : 213 |
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