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Bencze Birtok(Bencze Istvan) / VIRGO 2019 ベンツェビルトック(ベンツェイストヴァン)/ヴィルゴ 白(ほんのりオレンジ)

pn ピノノワール 粘土黄土鉄分を含んだ黄色い土壌。パイナップルやココナッツBenczeらしい強い酸味。パンナコッタのような旨み

<輸入元様資料より>
ピノノワール100 %。 1999 年植樹。海抜 130 m。粘度、砂岩、表土は褐色森林土、玄武岩。非常に厳しかった2014 年に実験的に作ったコトーシャンプノワスタイルのブランドノワール。その後良作年に恵まれたため作らなかったスタイルですが 2019 は果実たっぷりな味わいでありながらも豊富な酸を感じるヴィンテージ。久しぶりに作ることにしたのがこのワインです。全房のブドウを注意深く絞りアルコール発酵。その後 228ℓ のフレンチオークの熟成。樽の 95% を液体で満たし 5% の空間を作り、意図的に産膜酵母を導きます。バトナージュ無しで 9 か月の熟成。清澄もフィルターもかけず、亜硫酸無しで瓶詰め。非常に高い酸。で、ありながら熟した果実。具体的にはグレープフルーツ、カリン等。みずみずしく力強い香りはバリエーション豊かで開放的。 美しい産膜酵母の香りを感じます。ジョルトのワインが浮かんできます。余韻には ミルキーなニュアンス、乳酸系の旨味が際立ちます。

<輸入元様資料より>
Strekov1075の Zsolt は言いました。
『亜硫酸を全く加えずにまっとうなワインを作れて初めて生産者として独り立ちできる。個性を発揮するのはそこからだ。しかし亜硫酸0でまっとうなワインを作ることは本当に難しい 。 』
その難作業をわずか7年で成し遂げた醸造家がBenczeIstvan 。未来を嘱望される天才醸造家です。2011年の醸造開始以来、常に自らの醸造と栽培を分析し、試行錯誤を繰り返しながら2018年ヴィンテージより亜硫酸0の醸造にたどり着きました。我々が現地で2017年と2018年を比較試飲した時、2017年のワインもすでに高く評価されているものの、2018年のワインの圧倒的な品質に驚きました。

『その畑に調和が存在することを発見すれば、ワインには調和が表れる 』美味しいワインを作ろうと懸命に努力をしたものの、その多くは必要のないこと。しかし多くの必要のない努力に時間を費やしたことで、自然の力こそがすべてで、自分は何もできないのだと Istvan は悟りました。自然に力を発揮してもらうこと、できる限り何もしないこと、これは栽培、醸造を通しての発見であります。例えば栽培においては、クローバーのようなカバークロップの種をまき影を作ることによって、必要以上の太陽から守る。それは耕すことよりも重要なことです。酵母、バクテリア、小さな虫、動物、人間、地球、宇宙 。畑にまつわる様々な要素との関連でブドウは実をつけて、その年のワインが出来上がるのです。

バラトン湖の西北に位置する畑は太古の玄武岩、凝灰岩をメインとする土壌です。かつてパロニア海の底にあったため、砂、粘土がそれらの土壌の上に広がっています。ローマ時代よりワイン作りが盛んにおこなわれていたいうこの土地のワインは、火山性土壌由来のミネラルを明瞭に感じることができる銘醸地。 Istvan の畑にほど近い SzentGyörgyhegy には、玄武岩の石柱がパイプオルガンのように連なった自然遺産があります。 IT 業界で働いていた Istvan がその景色を初めて目にした時、自分の人生がこの土地と共にあることに気づいたと言います。魂と無垢なる自然に対峙した瞬間の直感が彼をワイン作りに導きました。 BenczeBirtok の今後が心から楽しみです。
価格 : 7,480円(税込)
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