Karner Gabor / Szolokert NV カーナーガボー／スルギャルト 2 オレンジ
ｖｒ ヴェルシュリースリング オラスリズリング＝ヴェルシュリースリング
＜輸入元様資料より＞
2015と 2016 のブレンド。 Olaszrizling （オラスリズリング＝ヴェルシュリースリング）。 1haあたりの植樹本数 4000 本。収量は約10hl/ha 。標高 290 310m 。丘の西側の緩やかな斜面、赤い粘土、火山性土壌、少量の石灰岩。収穫を2 回に分けて行います。最初の収穫はプレスをしてジュースのみで発酵。その 2 週間後収穫して今度は皮ごと 2 週間のマセラシオンをしながら発酵。前者はタンクで熟成。後者はバリックで熟成します。
2015 は日照も雨も十分な年でしたが、収穫期に雨が降り、収穫は非常に苦労をしました。 2016 は雨が少なく、暑すぎるくらい。収穫期もよく晴れて気温が下がらなかったので、早朝から収穫を行いました。 2 つのヴィンテージのキュベをすべてブレンドして、無濾過にて瓶詰めです。優しくはじけるような軽快なミネラルと濃厚な果実感が見事に溶け合い、ワインに複雑性をもたらしています。
＜輸入元様資料より＞
“はじめはただ美味しいワインが作れればよかった。ブドウも買いブドウで十分だと思った。でも 2004 年にマートラ山の麓に広がる大地に素晴らしい畑を手に入れテロワールの表現の重要性に気づいた。自分のワイン作りは深まっていった。どんどんナチュラルな方向に …2017 年以降亜硫酸添加をしないワイン作りが始まっている。娘の Fanni もまたワイン作りをするようになって ……”元エンジニアの当主 Gábor は包み隠さず、自らのワイン作りの履歴を教えてくれます。
彼は、自らのコンセプトを5 つの言葉で表現しました。“テロワール”“低収量”“ナチュラル”“純粋”“正直”“ワインの美味しさを追求した結果、美味しいブドウを作ることが最も重要だと理解した。美味しいブドウにはテロワールが表現されていて、それが実現されるためには低収量かつナチュラルな栽培法を用いなければならない。ナチュラルであることは醸造にも当てはまり、何も足さない醸造を心掛けブドウの美味しさを表現することに集中する。すると結果としてピュアで美しいワインが産まれてくる。それらの工程すべてに正直・真摯に携わっていく。そうでなければそれを持続することはできない 。”マートラ山の麓に広がる自らの畑で懸命に働くうちに、その畑が美味しいブドウを作ることにあまりにも優れていることに気づきました。そのことは彼に大きな驚きと喜びをもたらしました。“そんな畑を所有していて懸命に働かない理由、高品質なブドウを目指さない理由はないよね。”彼にとってブドウの品質の追求はあまりにも自然な成り行きでした。
しかし、近隣の生産者を含むハンガリーの多くの生産者や消費者に、自分のブドウ及びワイン作りを理解してもらうことは至難の業でした。 10 年以上前のことですが、 1 本の木から 0.5 �圓離屮疋Δ鮗�穫し、すべて手作り、自発的な醗酵で・・と話したら、“嘘だ！”と言われてしまったそうです。大量の安定したワインを作り、飲むことを当然とする国内ではなかなか理解を得ることは難しいのです。そんな中彼にとって幸運だったのは、同じく高品質なワインをナチュラルな技術で実現しようとした友人がいたこと。 Strekov1075の Zsolt はまさにその一人。友であり、師匠であり、お手本でありとても大きな存在とのことでした。実は、私たちに KarnerGábor を紹介してくれたのは、 Zsolt です。 Zsolt は“ぜひ、君たちに会わせたい生産者がいるよ。クレイジーなワイン作りをしているんだ！”昨年初めて彼らのワイナリーを訪れ、Zsolt と共にワインをテイスティングしました。すごいエネルギーをワインから感じました。その場で購入を決めたのは言うまでもありません。Zsoltしかり、 Gabor しかり、孤独の中で自らの道を求めて戦っています。ワインの味のすばらしさはもちろんですが、生き方もまた素敵です。そんな彼らのワインを取り扱える幸運に心から感謝しています。
| 価格 : 6,050円（税込） |
| ポイント : 181 |
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