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Bencze Istvan / Atlas 2018 ベンツェイストヴァン/ピノノワール アトラス 赤

pn ピノノワール 赤いフルーツの洪水のような芳香にウットリ。サクランボとイチゴの濃密な果実、特有なミネラルに支えられた長い余韻

<輸入元様資料より>
ピノ・ノワール100 %、 1999 年植樹。海抜 200m。粘度、砂岩、表土は褐色森林土、通常のピノの畑よりも明瞭に玄武岩が多い。収量20hl/ha 以下。暑い夏らしく、収穫期は8 月末。ピュアで果実味十分、酸も程よい素晴らしいブドウが収穫されました。半分のブドウは、全房のまま開放桶で最初は足で踏み、後半は手作業で沈めながら発酵させます。残りの半分はセミマセラシオンカルボニックにて発酵をスタートさせます。その際 3 分の 1 のブドウは全房です。約 10 日間のスキンコンタクト状態での発酵の後、重力による移動で 2500ℓ の大樽に移します。澱の上で熟成させて、無濾過にて瓶詰です。グラスに注ぐやいなや香りが空間に漂います。赤いフルーツの洪水のような芳香にうっとり。スパイシーで複雑なアロマをいっぱいに感じながら口に含むと、サクランボとイチゴの濃密な果実、特有のミネラルが感じられ、長い余韻に至るまでの幸福な時間が続きます。

<輸入元様資料より>
Strekov1075の Zsolt は言いました。
『亜硫酸を全く加えずにまっとうなワインを作れて初めて生産者として独り立ちできる。個性を発揮するのはそこからだ。しかし亜硫酸0でまっとうなワインを作ることは本当に難しい 。 』
その難作業をわずか7年で成し遂げた醸造家がBenczeIstvan 。未来を嘱望される天才醸造家です。2011年の醸造開始以来、常に自らの醸造と栽培を分析し、試行錯誤を繰り返しながら2018年ヴィンテージより亜硫酸0の醸造にたどり着きました。我々が現地で2017年と2018年を比較試飲した時、2017年のワインもすでに高く評価されているものの、2018年のワインの圧倒的な品質に驚きました。

『その畑に調和が存在することを発見すれば、ワインには調和が表れる 』美味しいワインを作ろうと懸命に努力をしたものの、その多くは必要のないこと。しかし多くの必要のない努力に時間を費やしたことで、自然の力こそがすべてで、自分は何もできないのだと Istvan は悟りました。自然に力を発揮してもらうこと、できる限り何もしないこと、これは栽培、醸造を通しての発見であります。例えば栽培においては、クローバーのようなカバークロップの種をまき影を作ることによって、必要以上の太陽から守る。それは耕すことよりも重要なことです。酵母、バクテリア、小さな虫、動物、人間、地球、宇宙 。畑にまつわる様々な要素との関連でブドウは実をつけて、その年のワインが出来上がるのです。

バラトン湖の西北に位置する畑は太古の玄武岩、凝灰岩をメインとする土壌です。かつてパロニア海の底にあったため、砂、粘土がそれらの土壌の上に広がっています。ローマ時代よりワイン作りが盛んにおこなわれていたいうこの土地のワインは、火山性土壌由来のミネラルを明瞭に感じることができる銘醸地。 Istvan の畑にほど近い SzentGyörgyhegy には、玄武岩の石柱がパイプオルガンのように連なった自然遺産があります。 IT 業界で働いていた Istvan がその景色を初めて目にした時、自分の人生がこの土地と共にあることに気づいたと言います。魂と無垢なる自然に対峙した瞬間の直感が彼をワイン作りに導きました。 BenczeBirtok の今後が心から楽しみです。
価格 : 7,700円(税込)
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